リンパ節(リンパせつ)とは免疫器官のひとつである。全身から組織液を回収して静脈に戻すリンパ管系の途中に位置し、組織内に進入、あるいは生じた非自己異物が血管系に入り込んで全身に循環してしまう前にチェックし免疫応答を発動して食い止める関所のような機能を持つ。卵形(または腎臓形)をした1-25mmの大きさの被膜に包まれた小体で周囲から多くのリンパ管が入り、一部の凹んだリンパ門からリンパ管が出る構造をしている。