高濃度ビタミンC点滴療法その他

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院長は消化器外科医として約20年の経験をいかし、クリニックでの診療のほかに、21世紀の医療を考える会(eクリニック)の理事として10年以上がん患者さんのサポートをしています。

院長が理想とする医療は統合医療であり、病気(ガン)は自分自身で治すものだという信念のもとに、西洋医学的治療に加えてself治療(食事等)や代替療法を含めた多角的な方面からの統合医療を実施しています。

「100人病気の人がいれば100通りの治し方がある」ように、治療の方法は画一的ではなく、その人の生活習慣や考え方に応じた治療法を患者さんと共に一緒に見つけ出していくことをめざしています。 患者さんに寄り添い、病気を治すことのお手伝いをすることをモットーに、患者さんと対話しながら、各自に適した治療法を提案していきます。

高濃度ビタミンC点滴

ノーベル賞学者 ライナスボーリング博士が提唱した療法で、ビタミンCは副作用のない天然の抗がん剤でガン細胞に選択的に毒性を与えて死滅させるという説に基づいた治療法です。具体的には、ビタミンC点滴により体内に過酸化水素が発生します。ガン細胞はカタラーゼ活性が低く過酸化水素を分解できずにガン細胞のみを死滅させる治療法です。
(正常細胞はカタラーゼにより過酸化水素を酸素と水に分解させます)

ビタミンC濃度を点滴療法で段階的に血中濃度300~400mg/dlまで上げることにより、 副作用のない抗がん剤効果を発揮します。

当院では主としてガン患者さんに高濃度75gでビタミンC点滴をおこなっています。

ビタミンCには、メラニン合成抑制によるシミや肝斑改善、コラーゲン合成促進によるシミやたるみの改善、肌の保水力促進、抗酸化作用によるアンチエイジング、免疫機能強化にも効果があるといわれています。

美容美白効果や抗ヒスタミン作用、抗ウイルス作用、ガン予防を期待しておこなうビタミンC点滴の場合は、1回25g点滴をおこなっています。

注意事項
腎結石のある方、透析療法をうけられている方はビタミンC点滴はできません。 また、高濃度ビタミンC点滴は十分な水分補給と体調不良のない方のみの適応です。

ビワ温灸

ビワの葉には、痛み止めのほかに、免疫力を高めたり抗菌効果もあるといわれています。

特にビワのエキスであるアミダグリンは免疫力アップの効果が高く、ビワ温灸を希望するガン患者さんも多数います。

当院では専門の鍼灸師がビワの葉エキスを注入した遠赤外線機械を使用して患部にあて、痛みやコリをやわらげる治療をおこなっています。

  • 事前の予約が必要です。
  • 自費治療となります。治療時間により料金は異なります。事前にご相談ください。

ビワ温灸の効果

血行促進、筋肉のコリをほぐす、神経痛・筋肉痛の改善、消化器の運動を活発にする、免疫力アップ

自律神経免疫療法(刺絡療法)

自律神経免疫療法とは「福田安保理論」に基づき、病気の原因である自律神経の乱れを調整し、免疫力を高めて病気の治癒を促す治療法です。

実際の施術は、鍼灸師が26Gツベルクリン針と長田式刺絡針を用いて手足の爪の生え際の井穴を直接刺激します。治療点に痛み刺激を加えることで、副交感神経を優位にし全身の血行を良くしリラックスムードになりリンパ球優位にします。

この治療は主としてガン、パーキンソン、自律神経失調症などの方に実施しています。

  • 事前の予約が必要です。
  • 自費治療となります。治療内容により料金は異なります。
  • 事前に面談の上、同意書をいただきます。