早期がんリスク検査

早期がんリスク検査とは

治療効果や術後の経過を確かめたい方、再発の可能性を超早期から発見したい方、家族・親類の病歴から、がん遺伝子を持っていると考えられる方などにお勧めする検査です。
一般に行われている遺伝子検査は「親から、がんになりやすい遺伝子パターンを受け継いでいるかどうか」を調べる検査です。しかし多くの場合、「遺伝的ながんのなりやすさ」に関わらず、がんの発現には紫外線、煙草、ストレス等の生活習慣・環境といった要因が関係します。
遺伝的にがんになりやすい人でも要因が良ければ発現しないし、がんになり難い人でも悪い要因の中で生活すれば、がんは発現してしまうのです。
このCANTECTプログラムでは、「現在、画像では確認できない微細ながん細胞が体内に存在するリスク」を判断します。この検査で「リスク有」と出た場合、それはがんの発現スイッチが入る生活をした結果、がんが発生しているという事なのです。
早期のがんリスク評価により、生活習慣の改善、予防的治療(免疫治療、超高濃度ビタミンC点滴療法、サプリメント療法)などで、そのリスクを低減させることが可能です。がん予防、再発防止、そして超早期の治療にお役立てください。

検査対象がん

脳腫瘍、頭頸部がん、甲状腺がん、肺がん、食道がん、胃がん、大腸がん、肝臓がん、膵臓がん、腎臓がん、乳がん

検査項目

検査には、3種類のコースがあります。

  検査コース
総合検査 リスク評価 FreeDNA
濃度検査
検査項目 FreeDNA濃度測定
遺伝子発現解析
変異解析
DNAメチル化解析
がんリスク評価
検査日数 28日 21日 7日
FreeDNA濃度測定
血液中の、死んだ細胞由来のDNA断片をフリーDNAと呼びます。がん患者のフリーDNA濃度は、健常者より高い傾向があります。
遺伝子発現解析
がん関連遺伝子についての発現を検出します。
変異解析
がん遺伝子、がん抑制遺伝子について突然変異を検出します。
DNAメチル化解析
遺伝子中のシトシンに高い割合でメチル基が結合していると、遺伝子の発現が抑制されます。がん抑制遺伝子についてのメチル化を検出します。
がんリスク評価
各検査項目データを総合判定し、がんリスクを評価します。

※ 検査内容・金額等は変更になる場合があります。